“佐渡国際トライアスロン大会”が終わって一週間が経とうとしています。大会参戦記も書きましたが読んで頂けたでしょうか?
click!⇒2016佐渡国際トライアスロン大会 参戦記
これから書こうとしているブログの背景になっるので、長文ではありますが読んで頂ければ‥と思います。
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今回の“佐渡トラ”は酷暑のせいもあり、最後のランはスピードを上げることが出来なかったので、筋肉痛のような局所のダメージはほとんどありませんが全身疲労はシブトク残っています。
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レースを終えて、気温の高い中での運動は危険であると改めて体感しました。ワタクシの場合は、それなりに経験と知識が有ったのでナンとか対応して完走できましたが、一歩間違えたら救急車で搬送されていたでしょう。
しかし、「トライアスロン」という競技は、あえて過酷な環境で超人的な耐久レースを行うモノで、だからこそスポーツとしての醍醐味が増し、それを行う選手達は「鉄人」と呼ばれ称賛されるのです。
今回、つくづくトライアスロンとはそう言うスポーツなのだと感じました。場合によっては生命の危険を伴うスポーツなのです。出場する選手達は、それを充分に承知した上で臨まなくてはいけません。
(・_・)b
とは言っても、市民アスリートにどれだけの覚悟が求められるのでしょうか?また、どれだけのレベルが求められるのでしょうか?
大会の参加資格には
「トライアスロンを完走する能力があり‥」
と書かれています。だから、初めから完走は無理だけれども、
「少しでもフィニッシュに近い関門まで進みたい。」
と言う目標での出場は出来ないことになります。参加資格が無いのです。
(・_・)b
では、参加資格を満たした中でも、ギリギリで完走は出来るレベルの選手が出場するのと、ハイレベルの選手が上位入賞を目指して出場するのとでは、出場する価値に違いがあるのでしょうか?って第二の疑問‥
(・_・)?
賛否は色々あるのでしょうが、ワタクシはよりハイレベルの選手が優先的に出場できた方が望ましいと思っています(ハイレベルの選手が出場しない大会には華がありません)。ただ懸念されるのはハイレベルの選手が上位入賞の可能性が無くなった時に「投げやりなリタイア」をすることです。第一目標が望めなくても第二目標、第三目標と目標を切り替えて、最悪でも完走を目指してもらいたいですネ。
場合によっては「勇気あるリタイア」も必要ですが、最終的に完走を目指す気持ちが大事だと思います。
そう、この「最終的に完走を目指す気持ち」こそが市民アスリートに求められるモノなんだと思います。
(^_^)b
今回のレースで、ワタクシは制限時間内に完走を目指すレベルの選手達が、最終種目のランでかなりダメージを受けた状態にもかかわらず、なおもフィニッシュまで遠く離れたコース上を一歩一歩前へ進んでいる姿を間近で見ました。
あの、精神こそが参加資格として求められるモノの一つであるべきだと思いました。
d( ̄◇ ̄°*)
もちろん大前提として、3種目を行いトライアスロンを完走できる能力があることが参加資格の最も大事なものでしょうが、いくら能力が高くても安易にリタイアされては大会が上位入賞を競うことだけを目的とした大会になってしまいます。市民大会の制限時間は上位入賞者のタイムよりもはるかに長く設定されているので、順位やタイムを競うだけが大会の目的ではないことが分かります。
で、色々と考えさせられたレースになりましたが、感じたことをまとめてみますと‥
・上位入賞を競うことは大きな意義がある。
・平凡な記録であっても、自己の能力を出し切って完走することにも大きな意義がある。
・どんなにハイレベルであって安易にリタイアするのは好ましくない。
・ベストを尽くそうとすあまり、危険を顧みず競技するのは好ましくない。
・危険を感じたら「勇気あるリタイア」を決断する。
コンナことを感じた訳でありました。
(。・・。)b
市民大会って、こういうモノではないでしょうか?
身の危険を感じていないのに自己の能力を出し切ろうともせず、ただ楽し気に楽々と完走だけを目指す姿には抵抗を感じてしまうのですが、そんな選手を否定してはいけないとも思っています。
ただ、ワタクシは
「かなりダメージを受けた状態にもかかわらず、なおもフィニッシュまで遠く離れたコース上を一歩一歩前へ進んでいる姿を間近で見ました。」
そうした選手たちの完走を称賛したい気持ちで一杯になります。また、そういう選手が優先的に大会に出場されるようになれば良いと思っています(レベルにかかわらず)。
さて、今回はここまでにしましょう。
今週末はゆっくりと静養したいと思っています。今、パソコンに向かっていてもボーっとした感じです‥
((*´Д`))・゜
残暑がしばらく続きそうですネ。ご自愛ください。
では、さらばじゃ!”∖(^_^*)
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