前回、お約束した通り「竹馬で走る感じ」を竹馬未経験者にも分かるように説明しますネ!
早速ですが、竹馬とランニングの共通点ですが‥
1 前傾姿勢
2 足を着いている時(立脚相)に膝があまり曲がらない
3 脚と腕の運びが直線的
以上の3点がポイントかな?
(*^_^*)b
この3つのポイントは‥
・接地時のブレーキが小さくなる
・太もも前面の筋肉(大腿四頭筋)のダメージを受けやすい動き(伸張性収縮)が減る
・腰の位置(重心)を高く保てる⇒重心の上下動が少なくなりロスが少なくなる
・反発力を利用できる
etc.‥
っということにもつながるのですが、詳しくはブログ
「100kmでも筋肉痛無し!」2015.06.11.をご参照ください。
m(_ _)m
さて、では3つのポイントを竹馬でなくても体感できる練習を紹介いたします。
※いずれも背伸びをするように背筋をピンと伸ばした状態で行ってください!
1 前傾姿勢
図1a-bのようにペットボトル(できれば角のない円筒形のボトル)を手のひらに乗せて(握らないで)走ってみてください(15~20mぐらいでイイでしょう)。
どうしても揺れるので落としてしまうかもしれませんが、ペットボトルが落ちるかどうかは問題ではありません。落とさないように走れば自然と重心が前に移動しているので、それを感じてください。微妙な変化ですが感じ取れるハズです。
ペットボトルの代わりにボールなど代用品はいくらでもあると思います。小学校の掃除の時間にホウキやデッキブラシを手のひらに乗せバランスを取って遊んだ、あの感覚で!
d(^▽^;)
2 足を着いている時(立脚相)に膝があまり曲がらない
これは簡単です。膝を伸ばしたまま歩くかゆっくりと走ってみてください。少し左右に脚を開いた方がやりやすいでしょう。足首はあまり使わないようにして、接地は足裏全体を使ってください。これも自然に前傾姿勢になりますネ。また二軸性の動きになるので竹馬の感じに近づきます(人によってはナンバ走りになるかも?)。このように歩いたり走ったりすると、接地時の衝撃が大きく全身にかかります。この衝撃を覚えてくださいネ。特に背筋と膝から下に感じる衝撃を!背骨(脊柱)とスネの骨(脛骨)の長軸方向に走るように響きませんか?これが地面からの反発力です。
!ここで注意!
★先ず、衝撃が大きいので怪我に注しして下さい!
★竹馬をイメージしてバランスと重心移動をピンポイントで意識するのがポイントです!
★この動きは左右にも重心が移動するので、この横の動きは無視してください。そして次のドリル(①②)で横の動きを前方へむけるように修正してください!
①縄跳びのように一足飛びで前へ進む。同じ要領で片脚のケンケンで前へ進みます(一歩は20cm程度で狭めにして10m~20mぐらい)。この時も前傾姿勢と接地時の衝撃を感じてくださいネ。
②15cm~20cmぐらいの段差を使って図のように斜め上方へ向かって段を登ります。余裕が有れば軽くジャンプしても良いでしょう(片脚8回前後で繰り返す)。
これで重心の移動方向を走る時と同じ方向へ修正できます。
3 脚と腕の運びが直線的になる
一番良いのはスキーのストックかノルディックウォーキングのポールを両手に持って地面に衝きながら走ること。腕振りがまっすぐになり、ポールを衝くことで反発力の方向も意識しやすくなりますが、無ければ小道具を用意してください。リレーのバトンのような棒です。新聞紙や雑誌を丸めたものでもOKです。
これを持って地面に衝きながら走っているようにイメージすれば、前後に直線的な腕振りと前傾姿勢と反発力の方向を意識しやすくなるでしょう?慣れてきたら何も待たずに親指を「いいね」のように立てるだけでも意識できます。(図3)
さて、どうでしょうか?少しでもお役に立てれば良いのですが‥
騙されたつもりでやってみてください。そしてこれらの感覚を覚えられたら、竹馬で走っている感じを想像してみてください。きっとそのイメージ通りだと思いますヨ!その後は時々確認する程度で何度も繰り返す必要はありません。小脳が長期記憶してくれますから。
蛇足ですが、ワタクシは一本歯高下駄を履いたことが無いのですが、竹馬と共通するところが多いと思っています。
これでどれだけ皆なさんに伝えられるのかは分かりませんが、ズ~っと気になっていた「竹馬で走る感じ」を補足出来たのでは?っと、少々ホッとしています。
それでは、さらばじゃ!”∖((^▽^;))
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