すっかりお馴染みになった、「ベアフット」「フォアフット」という言葉。そして論点となっているのが接地点。前足部、中足部、踵のどこから接地するのが良いか?ってことですネ。
ワタクシは、こうした接地に関する解説を読みそれぞれに納得はしていますが、チョッと論点がズレているような気もしています。
それは、「接地点」云々よりも「接地時のベクトル」の方が重要でしょ!ってことなんです。
!!(・_・)b"!!
接地点ばかりが注目されていますが、もっと大事なのは接地時に地面にどんな力を加えているかでしょ!!
皆さんも、「そこ」をもっと重視すべきだと思いませんか?
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足のどこから接地するかは、ランニングフォーム全体の中では枝葉の部分で、根幹は効率良く地面を後方へ送る動きです。つまり、股関節の伸展(脚を付け根から、前方から後方へ移動する動き)です。
ランニングフォームで考慮するのは、
①推進力:股関節の伸展をいかにスピーディーにパワフルに行うか。
②エコロジー:ロスを少なく効率的に(接地時のブレーキを最小限に、無駄の少ない重心移動、反発力を推進力へ活かす)。
③耐久性、持久性:疲労しにくい筋群と、疲労しにくい筋収縮運動を中心に使う。
以上の3点が重要だと思いますが、こういった点から考えると
「接地時」に「地面にどんな力を加え」て、
①推進力を得て
②エコロジーに
③疲れにくい
フォームにするか?が問題で、その結果として
「どここら接地するか?」って話になると思いませんか?
(=゚ω゚)ノ
だから、
「足のどこから接地するか?」
は、走るスピードやランナーの体重などで変わってもイイと思っています。とは言え、推進力の根源は、股関節の伸展で、その力を地面にどう作用させるかが大事なことは変わりません。もう少し詳しくに言いますと、
①膝を前方に一番高く上げた位置から今度は逆方向へ振り下ろす。
(股関節伸展のスタート)
②トップスピードに達した足で地面を突く。
(接地)
③その足に体重を乗せ、
④体の重心(腰)を前方へ送り出す‥
以上のために、接地でどうするか?
ジョギング~スピード走のそれぞれの場面で、接地時に足で地面に加える「力の方向」と「力の大きさ」(ベクトル)を色々と試してみてください。最終的にどうすべきか、そして「足のどこから接地するか?」は個人個人でそして、場面場面でも違ってくることはお分かりですネ。
(=゚ω゚)ノ
ランニングに関する多くの情報が溢れていますが、全てを鵜呑みにしてはランニングの面白さが半減してしまします。考えて(時には疑って)試してアレンジして試行錯誤するのもランニングの面白いところです。
「接地」についても多くの情報がありますが、「そもそも、どうして」‥って分かっていないと自分に合わない走り方にも成り得ますネ。
(*^◇^*)b
さて、ワタクシは12月6日の“湘南国際マラソン”のあと、風邪をひいてしまいトレーニングを休んでいましたが、ようやくジョギングを始めました。“別府大分毎日マラソン”まで7週間です!正直、焦っていますが、出来る範囲でのベストを尽くせるように頑張りたいと思っています。
昨シーズンベストは“湘南”よりも7分も速いんだけど‥
(( ̄□ ̄;))!!
皆さんも、それぞれの目標に向かって頑張ってくださいネ。
では、さらばじゃ!”∖(^_^*)
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