デビュー戦の思い出!

 マラソンシーズンも大詰め。今シーズンも多くの大会が開催されてきました。各地の大会には、直接応援に行ったり参加された方のお話を聞かなくても、インターネット上で様々な情報を得ることが出来るので、その様子や雰囲気の概要を知ることが出来ます。便利な時代になりました。

 大勢のランナーがいるのでそのレベルや価値観も多様化しているのですが、近年は大会で楽しむことをメインに考えているランナーが多いようですネ。

 「自分への挑戦」とか「限界への挑戦」といった自己実現や達成感を求めるよりも、「楽しむ」とか仲間や応援者と「連帯感を持つ(共有する)」、あるいは周囲を「楽しませる」ということを一番の目的にしタイムは二の次として考えているランナーが増えているように感じます。

  (・_・)

 こうしたエンジョイ精神で参加するランナーが増加している一方で、そうでは無いランナーがいるのも事実です。こう言うと、タイムや順位を競い合うハイレベルなランナーを想像しがちですが、決してそうでは無いですネ。フルマラソンを4時間、あるいは5時間かけて走るランナーにも、

「ガチで頑張る!」

「やれるだけのことはやった」

あるいは、

「h:mmを切る!(目標タイム)」

「自己ベスト更新!」

などの言葉も多いです。

 そう、レベルに関係無しに、「自分への挑戦」や「限界への挑戦」をして自己実現や達成感を求めているランナーも少なくありません。

  (・_・)b

 

 こんな現状を見ながら、ワタクシが今よりも遅かった頃。そして自分のデビュー戦がどんなだったかなぁ‥と思い出していました。

 

 ワタクシは、大学を卒業してからトライアスロンを始めました。当時はインターネットなど有りませんでしたから、各地の大会の様子などはなかなか把握出来なかったので、ワタクシはトライアスロンなんて

「人間離れした特殊な人」

のスポーツだと思っていましたし、大会というモノは順位を競うモノで上位に入賞出来なくては(あるいはそのための準備としてでなくては)出場する意味が無いモノだと思っていました。それどかろか、低レベルの人間が大会に出場するなんて、本気でやっている選手達に対して失礼なことだとも思っていたぐらいです(自分が子供時代にそう思っていたので‥反省しています m(__)m)。

 しかし、ヒョンな切っ掛けから上位に入賞出来ないレベルでも限界に挑戦し頑張っている選手が大勢いることを知り、自分もトライアスロンに挑戦することになったのでした‥良く考えれば簡単なことなのですが、上位を狙うとかその準備段階の選手なんてセイゼイ20~30人ぐらいしかいないのですからネ‥

 

 まぁ、詳細は省きますが、ワタクシは1991年に

「’91トライアスロン・ジャパンカップ イン 佐渡”」

でロングディスタンスのトライアスロンにデビュー(正確にはメジャー大会デビューでして、’90年からバイアスロン:現デュアスロン、ロードレースetc.実績作りにローカル大会に出ていました)しました。で、ボロボロになって12時間近くかけてフィニッシュしたのですが、最後のランは折り返してからは歩いたり走ったりの繰り返しで痛みとの闘いでした。筋肉も関節もクツ擦れ・ワキ擦れも‥お腹は冷えてくるし‥辛かったけれど、頑張っている自分に感動していましたネ。

 その時のランは本当に辛かっので、沿道の応援は本当に本当に嬉しかったですヨ!だから余計に、全身ボロボロで痛くて走り続けられないのに

「少しでも速く走らなくては!」

という思いで一杯でした。順位なんて全くお話にならないのに、周囲の選手には負けられないという気持ちもずっと有りましたネ。だから、最後のフィニッシュテープの前だけはかなり速く走っていたと思います。最後の力を振り絞って痛みを我慢して、全精力を絞り出してのフィニッシュって気がしていました。だから完走しただけで本当に嬉しかったですネ。

 あの達成感と余韻は1週間ほど筋肉痛とともに残っていました‥

  。・゜゜・( ̄◇ ̄°*) ・゜゜・。

 もう四半世紀前の思い出ですが、今でも自分のレベルで少しでも速く、その時点で可能な限り頑張ってフィニッシュしたいという思いは変わっていません。

 

 実は、ワタクシも故障でベストな状態で走れなかった時に、一度だけ仮装してフルマラソンを走ったことがあります。一生懸命に楽しもう、そして出場出来たことと支えて下さっている方々に感謝しようと思ったのですが、あまり楽しめなかったですネ。

「何か違う」

って感じてしまったのです‥未熟者です‥

 だから、理解出来ているけれど、レース中にタイムを気にしない方やフィニッシュ後も余裕しゃくしゃくの方には共感しかねることがあります。

 ‥本当に未熟者です‥  lili(._.)ilil

 

 だからハイレベルでなくても自分の限界に挑戦しているランナーにはとても好感を持ってしまいますネ!

  (*^◇^*)

って、あたりまえか?ワタクシでなくても、誰もが好感を持ちますネ!

 

 もちろん、体力的に余裕を持って走っている方にも、

「一生懸命さ」

「熱意」

は感じます。大したものだと思いますネ。

 

 さて、話がまとまっていませんが、今回はワタクシが「デビュー戦の思い出」にドップリと浸っていたことを書いてみました。やはり、頑張る気になっちゃいますネ!

  o<`~´>o"

 皆さんも、思い出深い大会ってあると思いますが、時々思い出してみるのもイイモノですヨ。

  (*^◇^*)b

 では、さらばじゃ!”∖(^_^*) 

 

穴場?river side お花見ラン!   「頑張れ!」って!?

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コメント: 2
  • #1

    Shin (月曜日, 16 3月 2015)

    しょうがないね。
    スポーツを始めてから、勝つこと。自己ベストに、勝つこと。力を出し尽くすこと。を目指してきたからね。

  • #2

    krt-jog (月曜日, 16 3月 2015 08:56)

    Shin さん、
    運動会で順位をつけないとか、手を繋いで横並びで走っていた世代に、精一杯頑張る価値観を押し付けるのも酷なことですから‥と、頭では考えられるのですけどネ‥


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