今回は、足底のどこで接地するかについて書いてみます。
安易に「接地」という言葉を使ってしまいましたが、キチンと言えば、
「どこで接地時の衝撃を受け止めるか?」
についてです。
シューズが
「最初に路面に接触する部位」と、
「接地時の衝撃を受け止める部位」とは同じではないですからネ。
ワタクシの場合、ランニング中に足の
「どこから路面に接触するか?」ではなく、
「どこで衝撃(インパクト)を受け止めるか?」に注意して走っていますので‥
(・_・)b
冒頭に書いた、
「最初に路面に接触する部位」と、
「接地時の衝撃を受け止める部位」について説明致しますと‥
「最初に路面に接触する部位」
は、普通踵の外側ですネ。歩く時と同じ感じです。問題は、
「接地時の衝撃を受け止める部位」
です。歩く時は踵の外側で路面に接してそのまま体重も踵に乗せるので、地面からの衝撃も踵で受け止めるようになります。
(・_・)b
しかし、走る時にこのように踵で地面からの衝撃を受け止めると、推進力にブレーキをかけてしまいます。そればかりか地面からの衝撃を、せっかく足に装備されている「土踏まず」と言うサスペンション機能を活かさずに、衝撃をそのまま膝関節へ伝えることになりますネ(膝を傷める一因です)。
(( ̄□ ̄;))!!
そこで、身体全体を前傾させて腰の真下に近い位置に接地すると、踵が地面に接触するのとほぼ同時に足裏全体が地面に接触するようになり、「踵よりも前方」で衝撃を受けることが可能になります(ブレーキは小さくなり、土踏まずのサスペンションも活かすことが出来ます)。
(*^◇^*)b
さて、今回書きたいのはこれから先のことなんですが‥この、
「踵よりも前方」って、具体的にはどこなんでしょうか?
ワタクシは、右の写真で示した赤丸部分が良いと考えています。このシューズのアウトソールのパターンもその様になっていますネ。
ここで地面に接した衝撃を受け止めると、推進力に対してのブレーキは小さくなり、自然と膝の屈曲も小さくなるハズです(重心の上下動が小さくなりロスも減る)。接地の仕方もアクティブランディングになってきます。
(#^.^#)b
で、この部分をもう少し詳しくみてみる
と、右の写真(足の骨)の赤丸部分です。写真の左側は左足を上から見た(足背)で右側が左足を裏側から見た(足底)の写真です。
赤丸の部分は第5中足骨の基底部と呼ばれる部位ですが、体表からも触れることが出来ますネ。足の外側で足の長さの真ん中あたりで出っ張っている部分です(外側の出っ張り部は第5中足骨粗面と呼ばれています)。
で、誤解の無いように続けますが、この写真の赤丸部分でインパクトを受けるのですが、荷重点は瞬間的に赤丸よりも広まり前方へ移動して行きます。
(^_^)b
今回こういった内容を書こうと思ったのは、フォアフット走法をしている方の中に、インパクトを受ける部分が足の前方に寄り過ぎている方がいるように思ったからです。
フォアフットにしたら
「フクラハギが張ってしまう」
っという方がいたら、足の前過ぎる部分で接地時の衝撃を受け止めていると考えて良いと思います。心当たりのある方がいたら、確認してみてくださいネ。
(・_・)!!
実は、ワタクシ自身がスピードを上げるとインパクトを足の前過ぎる部分で受けてしまう傾向があるのですネ。
気をつけなくては。
"f(^_^;)
フォームに問題が有って故障につながることも少なくないので、皆さんも気をつけてくださいネ。
では、さらばじゃ!”∖(^_^*)
コメントをお書きください