「フォーム改良でサブ3」-3!

 さて、前々回からこのホームページで書いた

「フォーム改良でサブ3」~私をサブスリーにしたフォーム~

が、分かりにくい文章なので、理屈よりも動きとそのイメージを中心に説明し直してきました。

 今回が最終回ですが、これで今までよりも少しでも多くの方に、楽に速く走れるフォームを知って頂きたいと思います。

  (*^_^*)

 最終回は、「4:流れで確認!」についてですが、これについてはあまり理屈っぽい説明がないので、補足無しでも理解しやすいのではないかと思っています。

 なので、「4:流れで確認!」も含めて、総括的にポイントになる部分を強調しておきたいと思います。

 あっ!それから前回のブログでも「イメージ」を色んな動作(「縄跳び」など)で説明いたしましたが、あくまでも「イメージ」であり、実際の動きとは同じではありません。ただしその動作を意識しやすくするために「例」として挙げているので誤解なさらないようにしてください。

 

 では、あ~、いきなりで恐縮ですが、はじめにお断りしておきますネ。ワタクシは、ランニングフォームは十人十色であり全てのランナーに共通する理想的なフォームは無いと考えています。しかし、全てのランナーに共通する基本があり、それを踏まえた上で一人ひとりが自分に合ったフォームを見つけるべきだと思っています。

 ってことなので、ここではその基本を知って頂きたいのです。

  (・_・)b

 

・まず第一に、姿勢です。背伸びをするようにピンと背筋を伸ばして軽く顎を引きます。この時お腹に腹巻を巻く部分の筋肉を前後左右から引き締めて体幹を固定します。この体勢で前傾姿勢を取ります。

 

・次に接地ですが、腰の位置を高く保ったまま膝を前に挙げたところから勢いをつけて振り下ろしながら地面を叩くように足をつきます(落ちて行くのではありません。能動的に下ろすのです!ただし、走るスピードにもよりますが‥)。前傾姿勢をとっているので接地の位置は腰の真下に近くなります。腰の位置よりも大きく前方へ足を踏み出すのはデメリットが多くなるので要注意です!

 

力の入れ方は地面を後方へ送ることを意識して、太もも後面(ハムストリングス)とお尻(大臀筋)の筋肉を使います。トレッドミルのベルトを自力で回しているようなイメージだと分かりやすいでしょうか?あるいは、壁を押したり人力車を引いているようなイメージでもイイと思います。

 

反発力の受け方は、逆に反発力を吸収する走り方をイメージしてその反対をするようにしたら分かりやすいかも知れません。反発力を吸収するには接地の時に足首と膝を曲げてソフトな感覚で走ります。足音も小さくするような走り方になります。背骨も衝撃を吸収するように柔らかく使って背筋を曲げて前かがみになりますネ。これの逆をするのだから、足首と膝は出来るだけ曲げずに背筋に力を入れてピンと伸ばして接地の衝撃を頭の天ペンまで伝えるような走り方をイメージすれば分かりやすいと思います。

 

 以上が説明し直して強調したいことですネ。それから、フォームは多少アレンジしながら場面場面で使い分け出来るようにしたいですネ。走るスピードやコースのアップダウンや疲労度に応じて意識的に走りを変えることも必要です。‥他にも大事な内容はありますが、あとはホームページを読んで、ご自分なりに探って頂いた方がイイのではないかとも思います。

 結局は「その方次第」だと思いますので、色んな情報をご自分で処理してご自分に合ったフォームを見つけて頂きたいと思っています。

  (*^◇^*)

 

 最後に、注意点も書かせて頂きますネ。

 ワタクシは自分で試行錯誤した結果、「フォアフット走法」に辿りつきました。そのフォームで自己ベストを次々と書き換えることが出来ています。

 しかし、「フォアフット走法」にもデメリットはあります!

 良い点ばかり強調されがちですが、ワタクシなりに感じたデメリットとは‥

 

・関節や骨のストレスが増えて故障の原因になる。

・下り坂や体重の重い方には衝撃が大きすぎて故障の原因になる。

・フクラハギの筋肉やアキレス腱の負担が増えて故障の原因になる。

 

‥と、まぁ‥「故障の原因になる。」ばかりを挙げてしまいました。

  (´_`)

 

 ただし、徐々に新しい走り方に体を慣らして行けば、予防は出来ます。逆に、今まで抱えていた故障がフォームを変えることで治ってくることも充分に考えられます。

 ワタクシの場合ですが、フォームを変えてから、

・(足の)拇趾球と足のアーチを構成する靭帯の痛み。

・足関節、膝関節、股関節の痛み。

・膝の少し下、骨(脛骨)の部分の痛み。

・首の痛み(ごく軽度の頸椎症)。

などが生じました。いずれも数日で回復する程度のモノでしたが、以前のフォームでは経験していない痛みです。

 

 これらは反発力を利用するのが一番の原因になっていると思っています。

 

 こういったデメリットもあるので、気をつけてくださいネ。

 

 さて、これで終わりですが、まだまだお伝えしたいことが充分には伝えられていないと思っていますし、ワタクシ自身、書き漏らしていることもあるように感じています。しかし、これだけでも少しの方にはお役に立てているのだとも思っていますので、これからも思いついたことを少しずつブログなどに書いて行こうと思っています。

 宜しくお願い致します!

  <m(__)m>

 

では、さらばじゃ!”∖(^_^*) 

 

「フォーム改良でサブ3」-2!  「お楽しみ期間中」です!

 

 


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