NHKクリエイティブ・ライブラリーで興味深い素材をみつけた!
走る馬のハイスピードカメラによる動画だ。
「こんなふうに走ればイイのだ!」って、人間には無理かな?
だけど、何かヒントはあるはずだよネ!?
(((・・?)))??
★お断り致しますが、ワタクシは動物の解剖的な知識がありません。だから馬の脚にある関節や部位を何と呼ぶのか知りません。悪しからず。
m(__)m
では、前脚から視てみましょう。写真〔前脚1〕は接地の瞬間です。接地の角度は垂直に近く前脚の付け根の真下に近いと言えるでしょう。走っているスピードを考えるとこの接地角度ならば推進力に対するブレーキはとても小さいと言ってイイと思います。それと注目するのは前脚全体が伸びきっていることです。この後、前脚は地面に接触している間ずっと伸びきったままです。
写真〔前脚2〕は接地した足が脚の付け根の真下にきた瞬間です。脚は完全に伸びています。脚の関節(人間の膝関節)を曲げずに体重を乗り込ませているということは、接地した脚が推進力にブレーキをかけていないからだと考えられます。もしも、ブレーキをかけていれば関節を曲げて「ツッカイ棒」を折り曲げないと重心が前方へ移動できないハズです。また、関節を曲げないので重心が低くなるのを最小限にしています。人間で言えば「腰の高い走り」であり、上下動が少なくなっています。
ずっと伸ばしたままの前脚が離地する瞬間です(写真〔前脚3〕)。接地は脚の付け根の真下に近い場所に接地したのに対して、離地はかなり後方で離地しています。つまり、接地してから重心が乗り込むまでの加速出来ない期間は短く、重心が乗り込んでから離地するまでの加速する場面は長くなっている訳ですネ。
以上が立脚期です。次に遊走期、足が地面から離れている場面です。この期間は加速も減速しません。大事なのは速やかに次の接地が出来るように準備することです。先ずは、関節をコンパクトに折り曲げて素早く前方へ振り出しています(写真〔前脚4〕)。
前方へ振り出した脚は関節を伸ばして逆方向へのスイングを始めます(写真〔前脚5〕)。この時から脚の付け根から後方へのスイングに加速を始めています。後方へのスイングの速さが走る速さに直結する訳ですから、この瞬間を意識できれば走るスピードを上げることが出来ます。
以上に注目して、動画をくり返し観てください。多分、ワタクシが書いたことに大きな間違えは無いと思いますけど‥
(・_・;)
馬の場合、前脚は後脚に比べて力が弱く推進力の中心ではないようです。人間の場合、ピッチ走法の走りに近いのかも知れませんネ。
(・_・)b
さて、続いて後脚ですが、長くなったので今日はここまでにしておきます。乞うご期待!
(*^_^*)
面白い動画だと思いますので、興味のある方はよく観てくださいネ!
では、さらばじゃ!”∖(^_^*)
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