前回10月30日のブログ
「"やる気スイッチ"!」
で、「動機付け」について書きましたが、書き漏らしていた内容があります。
実は、それが本当にワタクシを"やる気にさせた"出来事なんですが‥これです!
(*^_^*)
「ワイドー日本」「ワイドー東北」
っと書かれたリストバンドです!
「ワイドー」とは沖縄県宮古島の方言で「頑張れ」を意味します。
このリストバンドは2011年4月の"全日本トライアスロン宮古島大会"で復興支援のブースで買いました。
この"宮古島"大会は東日本大震災のすぐ後だったので、大会事務局へ
「開催を自粛すべきではないか?」
っと、メールをしたのですが、速やかに事務局で会議した内容を返信してくださったり、大会ホームページでも会議の内容が発表されていて、大会を開催する意義に賛同し出場したという経緯がありました。
その時の開会式で印象的だったのは、震災で犠牲になった方々と被災した方々へ黙祷をした時のことです。
普段はヤンチャな大人の集まりでもあるトライアスリートが"シーン"として静粛に1分間の黙祷を捧げたのです。
こう言ってはナンですが、開会式やら説明会でもザワザワ、ガヤガヤは当たり前のような(?)トライアスリート達が、真摯に黙祷したのには正直驚きました。
「トライアスリートって、ヤルナ~」って初めて思いました。
その時の開会式で、住所地から推測して震災が理由であろうと思われる欠場者が100人ほどいると聞かされました。
定員1,500人の大会で約100人のアスリートが出場出来なくなったのです。
この大会のレース中は、このことが頭から離れませんでした。
ワタクシなんかよりも遥かに実力があるアスリートや、自分のレベルでエンジョイ出来るアスリートが大勢出場するハズだったのに、無念にも欠場しているのです。
なかには犠牲になってしまった方もいるかもしれませんし、トライアスロンを続ける環境ではなくなってしまった方もいるかもしれないのですネ‥
そんななかでワタクシは、当たり前のようにトレーニングも大会に出場することも出来る環境にいるのです。
キツくても頑張れるし、キツイめに会うことも出来るのです。
当たり前が当たり前でなくなってしまった方々の無念さを考えると、手を抜くことが出来ませんネ。
それが理由かどうかは分かりませんが、その大会でワタクシは自己ベストを記録することができたのです‥
2011年~2012年の大会では、そのリストバンドを空へかざしてフィニッシュしました。もちろんトレーニング中からレース中も、当たり前の環境にいられることに感謝して、キツイめに会えることにも感謝して頑張りました。
しかし、そんな気持ちが最近薄らいでいたことに気が付いたのです。
とても愚かなことですネ。
一度は、頑張れる環境にいるのだから、当たり前に感謝して毎日を大切にしなくてはいけないと思ったのに、1年半ほどで忘れそうになっていました。
だけど幸い、その時と同じ気持ちを思い出しました!
今日も、「やりたくないなぁ」っという気持ちを蹴り倒してインドアで bike のインターバルを頑張りました!
キツイめに会うことが出来ました!
感謝!
リストバンドをはめて頑張っている今日この頃です。
では、さらばじゃ!"∖(^_^*)
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