〈フォーム〉 *"ニコニコ"ジョグ(^O^)
~初心者や「楽しみ第一」のファンランナー
ゆっくり走る中でも基本は大切にしたい。根拠の無い自己流フォームにならないように注意しよう。
"ニコニコ"ジョグでは、4つのpointsの概要を知り長距離走のフォームをイメージ作りしてもらいたい。
では、 走りの4つのpointsを順に説明して行こう!
1.姿勢
背筋を伸ばして顎を軽く引き胸を張る。背伸びをしてからそのまま踵を下した感じでリラックスする。そこから重心を前方に移し軽い前傾姿勢になる。(前傾で脚が前へ出るようになる)。ジョギングでは、前傾というよりは重心を前に置く感じが良いだろう。
2.腕振り
肘を直角に曲げて前後に振る。(肘は直角位のままだが)スキーのストックを突いて後に押しながら走るイメージ。
3.踵中心の荷重をしない
接地で大事なのはブレーキをかけないこと!踵荷重の着地はストライドが前へ広いことを意味している。これは推進力につっかい棒をするようにブレーキをかけてしまう。また、腰が落ちるので上下動の大きい走りになる。しかし、踵からの接地が悪いのでは無い!踵から接地しても荷重する時に足裏全体か足の前方に体重が乗っていれば良いわけで、フォアフット走法を意識して無理に踵をつけないようにすると怪我をする恐れがあるので注意しよう! 踵からの接地では足の縦アーチで衝撃を緩和できるが前足部で着地すると充分に縦アーチを活かせなくなる。しかし、足には横アーチもあるので、足の横のアーチを活かす中足部外側からの接地を意識して衝撃を緩和したい。
4.大殿筋・ハムストリングスを意識する
ヘッダーのイラスト-2~3:赤い脚 に力を入れて推進力を得る。ジャンプする時の膝を伸ばす力(大腿四頭筋)ではなく、股関節を後方へ動かす力で走るのだ(股関節の伸展)!使う筋肉は大殿筋とハムストリングス。
イメージは、「階段昇り」「壁を押す」「人力車を引く」「トレッドミルのベルトを後方へ回しながら走る」「床の雑巾を足で後方へ滑らせる」‥など、バックキックの力で走るのだ。
※3.と4. は上り坂を使うと感覚がつかみやすいだろう。